世田谷代田の家(木造3階+屋上、ガレージハウス)
●設計事例の所在地:
東京都世田谷区
●面積(坪):
53
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
狭小で変形した敷地ながらもクルマ2台分のインナーガレージを持つ家。さらにワークスペースを兼ねた玄関には自慢のカスタムハーレーを収容・展示する。
依頼者があなたに依頼した決め手:
ガレージハウスの実績を雑誌でみて気に入った。土地探しの段階からアドバイスをもらえた。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
敷地形状に合わせ変形した平面形状・断面形状とせざるを得ないことから、構造形式は本来は鉄筋コンクリート造か鉄骨造を採用したいところであるが、コストや時間的な制約から木造3階建てにて計画、軸組み自体はとてもシンプルな架構に収斂させた。
2階に配置したLDKは螺旋階段のある吹き抜けをもち、隣接する客間兼用の和室スペースと普段は一体に使うことにして、面積以上の広がりを感じさせるようにした。3階の個室は北側斜線制限によって削られた斜め屋根がLDKとは対照的にこじんまりとした隠れ家的な雰囲気を醸し出す。最上部にはペントハウスと小さいながらも屋上も実現、都内の住宅密集地にあって開放感を得ることができる。
外観としては斜めに削られる屋根部分も含めて3面を濃紺のガルバリウム鋼板張りとすることで耐水性を確保すると共に、貝殻のような外郭としてのマッス(量感)を意識し、やや平面的なファサード面のみを白を基調に木やタイル、鉄やモルタルなど様々な素材をモンドリアンパターン的に組み合わせることで、ツルぴか単調になることを嫌いながらも一定の統一感のあるリズムを奏でるようにと考えた
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