BEAT HOUSE (埼玉県熊谷市)

●設計事例の所在地: 
埼玉県熊谷市
●面積(坪): 
31 坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

断熱効果の高い草屋根は、地球環境に配慮すると共に、毎年猛暑を記録するこの地でも快適に過ごすことができます。その外観はまだまだ緑の多いこの地域に違和感なく溶け込んでいます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

夏を涼しく暮らせること。大切な愛車を身近に感じながら暮らせること。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

mat house(群馬県太田市)を見学していただき素材等の全てを強く共感していただいた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

リビング、愛車の居場所、屋外テラスの床をすべてコンクリート土間とすることで、それぞれを連続させながら全体を一つにしています。愛車を眺めながら食事をしたりくつろいだり、愛車を感じながら暮らすことができます。内装壁・天井はすべて針葉樹合板で、強度を確保しながらコストを抑えたラフな仕上がりとなっています。

依頼者の声: 

「夏場・冬場の暮らすやすさ。そして愛車を見ながら過ごせるリビングは感無量です。要望とコストを見事にまとめていただきました」

その他の画像: 

道路側の大きな開口部は、向かいの公園の緑を取り込むと共に、ウチとソトを一体にして空間をより一層豊かにしてくれます。また地域とのコミュニケーションツールでもあります。

リビングは愛車を感じながら過ごせる空間。仕切りのガラス戸を開け放つと大人数のパーティーにも対応できます。床はコンクリート土間で屋外テラスまで繋がります。

深い軒のかかった屋外テラスでは日向ぼっこしたり、お茶を飲んだり、室内の延長として多目的に利用できます。

造作家具のキッチン。要望を踏まえた収納は機能的にたっぷりと配置されています。北側のハイサイドライトからはやさしい自然光が入ります。

リビングに据えられた薪ストーブは角のない特注品。どこからも炎が眺められるように三面ガラスになっています。

芝屋根づくりの様子です。大勢の方の手により楽しみながら出来上がりました。人が集まれば対話が生まれ、人と人の繋がりも生まれます。すべてを建築会社に任せるのではなく、自分たちで出来ることは自分たちでやる。そうすることで家への想いはさらに深まります。

設計者

ユーザー KAZ建築研究室 小磯一雄 の写真
オフライン
Last seen: 1年 4日 前
登録日: 2012-07-24 10:21