サウンドシャッフル(カラオケ)
●設計事例の所在地:
東京都千代田区九段北4-2-13 2F
●面積(坪):
45
●建物の種類(大分類):
商業施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
カラオケ
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
「音」
カラオケとは「空」の「オーケストラ」の略称である。
本来、オーケストラでは複数の様々な「音」の楽器で演奏される。
そして、様々な楽器は様々な材料を使い作られる。
木ー木琴 石ー石笛 革ー太鼓 鉄ー鉄琴 etc
そこで、サウンドシャッフルではそれぞれの部屋を楽器に見立て、それぞれの部屋を異なる材料で作ることを試みた。
実際に作った部屋は 御影石・大理石・白木・濃木・鉄(黑皮)・鉄(赤さび)・革(白)・革(茶)の8種類である。
また、ドイツの詩人ゲーテは、楽器の「音」を色で表現した。
それは、チェロは藍色、バイオリンはウルトラマリンブルー、オーボエはバラ色、クラリネットは黄色、ホルンは紫色、トランペットは赤色、フラジオレットはすみれ色に聞こえたと伝えられている。
私は「音」を「音色」として感じるためにそれぞれの部屋に材料と共に「色」を付加した。
実際には、部屋の周囲にまわしているモールディングに蓄光塗料で「色」をつけ、部屋に入った人が照明を落とした際に、空間に光として「色」が浮かび上がるように設計した。
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