住まう楽しみ
住まう楽しみ、100年住み継ぐ家をテーマに
健康・自然素材、安全・耐久、省エネ・環境配慮、快適を目指しました。
敷地は緑豊かな街並みの一画。江ノ島、富士山、丹沢が望めるすばらしいロケーション。
借景をいかしたシンプルで高品位な家です。造園もあいまって、
この地にとけ込んだものとなりました。
コンペから始まった計画です。RC3階建てで確認受理、見積調整のときに、ご家族の移動があり、将来を考え現在のものとなりました。クライアントさまとはこの後お持ちの建物の改修や会社の営業所の新築などお付き合いをさせていただいています。
「地形を利用」
開発分譲地の高低差のある2段のひな壇敷地です。
眺望と敷地の有効利用を考え、建物はひな壇上に配置、敷地東側の崖の開発法面を活かした造園を行い、建物と庭を連続性させました。
回遊性のある庭となっています。茶事を行なうため、庭を露地空間としています。
既存敷地段差を利用した駐車場です。内部で建物につながります。正面左側が門扉です。表札、門灯はクライアントの手づくりです。
「景色を取り込む」
前面に広がる景色との一体感をだすために、フルオープン(木製引込戸)の大開口としました。
広いバルコニー越しに、庭の近景、借景が広がります。
「BBQパーティの出来るリビングデッキ」
大勢でのパーティが出来るリビングデッキです。
フルオープンの開口で床の段差はほとんどないため、内部と一体として利用出来ます。
「暖炉のあるリビング」
暖炉がリビングとダイニングの仕切りとなっています。
珪藻土の壁、床はチークの落ち着いた空間です。暖炉廻りの壁塗りはDIYです。
「和室(茶室)」
茶事ができる和室です。縁側部に水屋を設けました。
庭が露地空間となり、茶会を行います。
畳:備後表本畳、天井:秋田杉竿縁、壁:黄土、障子・襖:手漉き
バスコートのある浴室です。
バスコートのアレンジはお花屋さんに勤める娘さんにお願いしました。
トイレの手洗器は陶芸がご趣味のご主人にお願いしました。
カガミやペーパーホルダー等のアレンジは奥さまが行っています。