中百舌鳥の家

●設計事例の所在地: 
大阪府堺市
●面積(坪): 
80坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

道路側外観は敢えて真正面の開口部を控えめにデザインして、中の様子が容易に覗えないようにしました。一方通風の経路は充分確保していますので、自然の風が良く流れるようになっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

余りメンテナンスのかからない、住みやすい住宅としたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

複数の大手ハウスメーカーとの競合でしたが、細部にわたる設計の配慮を評価して頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

屋根;耐久性の高いフッ素樹脂塗装鋼板を採用しました。
外壁;耐久性、防汚性の高い磁器タイルを採用しました。
特に水廻り動線については機能性を重視した平面計画としました。

その他の画像: 

玄関ホール
家族分の自転車を収納できます。

玄関
製作した格子戸の奥は広大なシューズクロークになっています。

玄関収納
大量の靴、傘、コート、お出かけ時の小物類、などが収納出来て、靴を履いて全身を見る大型ミラーも設置しています。

LDK全景
一番奥のウッドデッキテラスとリビング上部の吹抜とで室内の奥まで光が差し込んできます。

和室
LDKの一角には和室があって掘り炬燵もあります。左側窓際にあるのは、子供用の文机で低学年の頃は親の目の届きやすい場所で勉強させます。不要になれば側板を内部に入れ込んで天板が蓋となります。

ウッドデッキテラス全景
ガラスの屋根付きで、雨に濡れず一日中明るいです。一番奥には物干し場が有って、室内からも見えにくい様にとルーバーで囲いました。ガラス面は2階のバルコニーから容易に清掃できるよう配慮しています。

キッチン横の収納部分
入念にヒアリングして収納物を調査したうえで家具工事として設計しました。ニッチ部分はマグネットの利くホワイトボードで家族の伝言板として活用できます。

2階吹抜部分の手摺は無垢の木材を加工して製作しました。

ウッドデッキテラスは室内の延長空間として活用できます。床面の高さもほぼ同じのバリアフリーです。雨の日でも濡れることが無いので上履きのまま外に出られます。

切妻屋根を生かして小屋裏部分には広大な収納を造りました。固定の棚も同時に製作したので収納を効率的に行うことができます。

設計者

ユーザー 北野彰作建築研究所 北野彰作 の写真
オフライン
Last seen: 9年 11ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:23