南欧風の家 N様邸
外観正面 正に南欧風な外観。
かなりこだわりをお持ちの建て主様で、建て主様の方でお家に対してのイメージはほとんど出来ておられ、それを実際に形にできるのかどうかが一番の悩みだったように思われます。
当初はハウス・メーカーで建てることも考えておられたようですが、営業マンの必至の売り込みと、自社標準と違う仕様を希望されても、かなり割髙なオプション料金を提示されたのが嫌だったご様子。
ハウス・メーカーの営業マンは建築士と違い、所詮は建築に関しては素人。建築士になら何でも相談できて、その場で答えがもらえることによる安心感。
また、工事を行う地場の工務店も顔が見える距離でのお付き合いができるので、建築中でも「こんな感じですけど」など細かく密に連絡が出来たことが満足感を感じることができた。
建て主様のお家に対してのイメージを形にしていく作業が主でした。
ダイニング上部の吹き抜けなども利用しながら、自然の通風が抜ける過ごしやすい空間になりました。
また仕上げ材を自然素材にこだわって、かなりな健康住宅に仕上がりました。
「建築設計事務所に依頼する家づくりとは」 個人的な意見として・・・
建築事務所とハウス・メーカーの設計者では、大きく違いますね。
メーカーでは、自社の標準をベースに話を進め お客さま要望は、出来るか出来ないか判断します。
出来たとしてもベース+α(オプション)として金額がアップ。絶えず営業さんと相談になり 少しの事でも時間が掛かりました。 営業さんも契約しようと必死です。
その必死さが嫌になりました。
しかし、個人の建築士さんとは直接間取りや要望を話し合える機会があり、こちらの要望に対して プロの意見を聴けること。その要望を織り込む事を前提に設計や変更をして頂ける事が強みですね。
また言い方は、悪いですが・・・オプションと考えずに素人意見として好きかってに要望を出せるのが、 こちらとしては、うれしいです。
(これで春山さんは、大変お困りになったと思いますが・・・ありがとうございました)
医者で例えると大病院の医者か開業医かな?
大病院では、その他大勢の中の一患者と見られ、半年後に行ったら先生が居なくなっていたとかあります。 (大事にされていない)
開業医では、たくさんの病院から選んで来て頂いたいると思い親身、親切になってくれます。 (一度嫌になるともう行きませんよね)
メーカーでは、大工さんが協力業者(下請け)になって、現場で密に意見を出しにくそうです。
図面だけで仕事してますからね。住んでからも直接大工さんに言えないです。
あくまで営業担当を通じてになります。
工務店では、打ち合わせから現場作業まで同じ人で、こちらの意見を知った上で施工してますので、 建築中でも「こんな感じですけど」など細かく密に連絡が出来たおかげで満足のいく家が出来ました。
後で、こうじゃないのに~が ありませんでした。
注文者としてメーカーは、「家を造ってもらう」って感じ。
建築士さんは、「一緒に考えて家を造る」感じです。
建築士、施工者(大工さん)、お客さんが一緒(一体)になる事が大事なんでしょうね。
玄関
玄関右側 袖壁
玄関正面 室内窓
玄関正面 室内窓 (室内からの見返し)
1階トイレ手洗い
1階階段
1階和室
1階ダイニング
ダイニング上部吹抜
1階リビング照明
続きが気になる方はコチラへ→http://www.k5.dion.ne.jp/~haruyama/house/22hnkt/index.html