イングリッシュガーデンの鴛鴦の棲

●設計事例の所在地: 
長崎市
●面積(坪): 
35坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

坂道の多い長崎市の傾斜地の中腹に立つ住宅で、対面からの遠景で町並みに浮かんでいるかの様にみえます。
デザインも浮いているように見えますが、時間と共に時期に植物に覆われ風景にも馴染んでくるように考えてあります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

敷地の狭い傾斜地で土地を有効に使い、狭くてもいいイングリッシュガーデンを取り込みたい」

依頼者があなたに依頼した決め手: 

5~6社の設計コンペ(競技)でした。
デザイン力やプラン力は設計者にとって必要条件、今はそれだけでは不十分コストパフォーマンスにも配慮して設計しなければ最終決定まではなかなかたどり着けません。更に要求されるのが様々な難題をクリアしていく解決力です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

要望の庭のイングリッシュガーデンと建物を、如何にミキシングするかが最大のキーワードでした。
そこで問題になったのは狭い敷地での内部と外部の視線のズレ高低差、夕なれば「床の高さ」でした。

依頼者の声: 

監視した建物をご覧になって奥様が「・・・想像以上のできだ」
完成時に言っていただいたとき、私にとって何よりの褒め言葉でした。
クライアントの内に潜んでいる我々にうまく伝えることの出来ない、伝えにくい要望や要求を如何に汲み取ることがかがこの施主の言葉の中に現れていて涙が出ました。

その他の画像: 

敷地の片隅に残っていた柿の木です。桃栗3年柿8年・・、切るには惜しいからと施主が
そこで柿の木の下に屋内ダイニングと繋げるように、屋外ダイニングを設けました。
柿の枝葉が素敵な木陰を作ってくれています。

設計者

ユーザー 村上公建築研究所 村上公朗 の写真
オフライン
Last seen: 3ヶ月 3日 前
登録日: 2012-07-24 10:26