三田の農家-ANNEX/GAZEBO
●設計事例の所在地:
兵庫県三田市
●面積(坪):
ANNEX 11坪 / GAZEBO 51坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
手前にGAZEBO、左手奥にANNEX。
古い瓦屋根、板張りの外壁と新しい木製ガラリ、いぶし銀の鋼板屋根が時間の流れを感じさせつつ、調和した景観を形成している。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
死別した夫が建てた母屋以外を整理したい。
離れは使っていないので解体したいが、風雪よけ、目隠し等のために現状と同じ規模の構造物が必要。
納屋は傷みがひどいので、義母の部屋としてコンパクトな建物に建て替えたい。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
銀黒のいぶし瓦の屋根並みが美しい地域であったので、周囲から見える屋根・外壁は基本的に保存することにした。
納屋は義母の離れ部屋として小さな平屋に建替え、中庭側は壁を取り払い、庭につながる広い土間とし、そこに長い縁側のようなスペースを設けた。明るく、風通しの良い東屋のようである。
その他の画像:
ANNEX夕景。
お義母さんの部屋。
6畳分のフローリングと4畳の畳スペースからなる。
お義母さんの部屋。
照明を点灯した状態。
お義母さんの部屋と隣接する広縁。
大きな濡れ縁につながっている。
広縁。
間接照明を仕込んだ光天井。
正面はトイレ。
GAZEBO。
骨組と屋根を残し、壁は取り払った。
農作業の収穫物を置いたり休憩する場所。
洗濯物を干したり、バーベキューをしたりする。
子どもが帰省した時の孫らの遊び場にもなる。
GAZEBOの中から見える周囲の景色。
GAZEBO夕景。
GAZEBO北側遠景。
トタンで覆われていた外壁部分は木製のガラリにつくり代え、明るく風通しの良いスペースを生み出した。