Style
●設計事例の所在地:
愛知県尾張旭市
●面積(坪):
35坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
名古屋市郊外の昔ながらの街並みが続く、この敷地は道路から3mほど高く擁壁の圧迫感を抑え、スムーズに敷地への導入をする事が一つの主題でした。建物と擁壁を一体につくり、道路からセットバックさせる事で、道路と住居部分の間にアプローチ、緑、土間といった曖昧な緩衝帯を中間領域として設けています。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
街並みを崩さないよう環境に馴染んだ家づくりが出来るかということ。
両親が遠方のため、宿泊の際には滞在期間が長くなるため、予備の部屋が必要であるが、普段から活用でき来訪の際には個室空間となるようしたかったです。
一筆書きのような住宅を希望していました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
今までの設計事例を見て。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
高さ3mの擁壁の圧迫感を感じさせない様、建物と擁壁を一体につくり、道路からセットバックさせる事で、道路と住居部分の間にアプローチ、緑、土間といった曖昧な緩衝帯を中間領域として設けています。
西向きに面した道路に対して、住まいの表情をはっきりさせ、昼間の採光には吹抜けの中央にトップライトをつ
くり、日時計の陽が入る様にしています。
設計段階から、玄関らしいしつらえはつくらず、家全体がワンルーム空間で、回遊性のある空間づくりとなって
います。家全体が見渡せるシンプルな空間構成のなかに、回遊できる動線や可変できる仕掛けによって、家族がお互いの気配を感じながらも程よい距離感を保てるような心地よい空間になったと感じています。
依頼者の声:
こちらに引っ越してから、ストレスフリーの毎日を送っています。
環境もそうですが、環境に適合した伸びやかな住宅での毎日を季節を感じながら暮らしています。
その他の画像:
外観
ダイニングからリビングを見ています。
リビングからダイニングを見ています。
リビング夜景。西向きに広がるリビングは夕日の沈む姿が美しい。