和敬清寂の家
●設計事例の所在地:
兵庫県三田市
●面積(坪):
40
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
プライバシーが保たれつつ光が燦々と降り注ぐリビング
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
矩折れ道路の正面突き当りの目立つ場所でプライバシーを確保しつつ明るい家にする
40人程度の大人数が集まっても大丈夫な家にする
依頼者があなたに依頼した決め手:
敷地探しから依頼し、ハウスメーカーでは建てにくい変形敷地を
上手く使えるアイデアを提案。結果として土地は格安で購入
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
プライバシーを確保しつつ大人数が集まれて、
光が降り注ぐ家とするためにリビングと一体につながる中庭(縁側)を提案
変形敷地を趣のあるアプローチ(露路)とした。
御近所や友人など40人が集まって露路の竹を結った
依頼者の声:
露路の竹を含めてみんなで作り上げた家という思いがある。
矩折れの曲がり角には事故がおきないようにという思いを込めて道祖神としての
お地蔵さんを据えた。変わった外観の家とあいまって地域のランドマークとなり、
駅からタクシーで帰るときにお地蔵さんのある家と言えば住所を言わなくても到着する。
街並み住宅100選にも選ばれて、いろいろなところから取材が来る。
この前は生命保険会社がこの家に住んでどのように人生が変わったかという取材に来た。
長女は引っ込み思案であったが、リビングの開放的な空間で性格が変わり、
訪問者が来ると、積極的に歌を披露するようになった。
その他の画像:
中庭(縁側)に大きく開放されるリビング
中庭(縁側)にはテントを張ることができる
矩折れ道路の突き当りに建つ
道祖神に守られた家
変形敷地につくられた露路を通って玄関にアプローチ
友人・知人による竹結い
リビングには光が燦々と降り注ぐ