和歌浦の家(中庭を中心に暮らすセミコートハウス)
●設計事例の所在地:
和歌山県和歌山市
●面積(坪):
40
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
中庭とそれを囲むギャラリー型廊下とデッキと連続するリビングをみる。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
足腰を悪くされており、「将来的に車椅子生活の可能性を考えたい」という不安もあることから、前面の駐車場から室内までをノンステップの緩やかなスロープで導くように計画している。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
【和歌浦の家】は地場産材熊野杉を使ったセミコートハウス型の環境住宅である。
ガーデニング好きのクライアントの為に中庭を建物の中心に設け、その周囲に配置した居住空間をガラスのギャラリーやウッドデッキで柔らかく連結させることで、日常の生活と豊かな緑や周囲の自然を取り込む仕掛けとして機能させている。
敷地は密集低層住宅地に接しているため、各階に立体的にウッドデッキを設け、上下階の人の気配を自然に感じることができる。
特に屋上の展望デッキから眺められる和歌浦湾を背景にした夏の花火は絶景である。
その他の画像:
建物外観(玄関正面よりみる)。
外玄関内部(緩やかに室内へ導くスロープ玄関)。
中庭をみる1。
中庭をみる2。
居室から階段下を見通して2つの中庭をみる。
洗面所とキッチンを見通す。
リビング吹抜け上の通路より外につづくデッキをみる。
立体型ウッドデッキをみる。
建物夕景。