真間の家

●設計事例の所在地: 
千葉県市川市
●面積(坪): 
37
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

2階リビングダイニング
ルーフテラスと一体的に利用でき、さらに吹抜けを介して3階趣味室とつながる、明るく開放的な空間。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・家族みんなでリビングダイニングで過ごしたい。
・10年後子供たちが巣立った時を想定して夫婦二人で生活する広さ、プランの工夫のある家にして欲しい。
・アウトドアリビングの気持ちの良いスペースを提案して欲しい。
・プライバシーを確保しながら天井が高く、明るく開放感あるリビングダイニングにしたい。
・露天感覚の明るく開放的で、涼みに外部に出られるような浴室にして欲しい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地の南北側には2階建ての住宅が隣接しています。 東側には隣家の庭として空いたスペースがあり有効利用を考えられますが、3階程度の建築物が建つ可能性も検討すべきだと考えました。 道路を挟んだ西側は新しい3階建て住宅と郵便局がありなかなか窓を開けられる環境ではありませんでした。

敷地の特性、施主の要望を検討、調整すると、2階レベルに家の中心になるリビングダイニングとルーフテラスを一体的に構成するプランを提案しました。
ルーフテラスに面するように主な開口部を設け、たっぷり自然光を取り込む階上のコートハウスを計画しました。

要望される家族スペースは眺望の良い3階に配置しました。建蔽率、高度斜線を有効利用したプランニングであり、この敷地から生まれる施主家族のための唯一つの家です。

依頼者の声: 

ラジコンヘリで撮ったという上空からの俯瞰写真が実に面白いです。
この画からも分かるように、隣家境界50cmの、決して広いとはいえない土地にこれだけのものを入れ込んだデザイナーの力量はスゴイ!と思います。
間接照明を駆使した雰囲気のある夜の外観もとても気に入っています。
モダンでありながら奇抜ではなく、クールなのに暖かみもある。
手前味噌ながら、この街のひとつのアイコンになるようなステキな建造物だと思います(^^)
2階から3階のダイナミックな吹き抜けも暮らしていて本当に気持ちが良く、この真冬の季節でも昼間は暖房がいらないくらい暖かいです。ちなみに夜も床暖房のみで十分で、エアコンは全くと言って良いほど使ってません。一戸建てなのに前に住んでいたマンションより暖かいのには驚きました。
これから季節が良くなって、リビングの窓を開け放してアウトドアリビングと一体の暮らしが待ちきれません。

その他の画像: 

建物鳥瞰

ファサード

ファサード夜景

リビングダイニングからルーフテラスをみる

キッチンからリビング、ルーフテラスをみる

ルーフテラス

ルーフテラスからダイニングキッチンをみる

2階にある浴室

ルーフテラスから見た浴室

3階趣味室

設計者

ユーザー アトリエ24一級建築士事務所 飯沼竹一 の写真
オフライン
Last seen: 1ヶ月 2日 前
登録日: 2012-07-24 10:23