南アルプス子どもの村小学校

●設計事例の所在地: 
山梨県南アルプス市
●面積(坪): 
900平米(272.25坪)
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大規模木造の小学校。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は山梨県南アルプス市の扇状地に位置している。特産の桃やサクランボの果樹園が広がる台地からは、富士山や北岳、八ヶ岳を望むことができる。建物は2010年に、小学校棟と寄宿舎1棟を建設。非常に浅い層に埋蔵文化財が出土したため、扇状地らしい緩やかな傾斜の表層に沿うよう、細かな段付きの基礎形状で、そっと載せるようなカタチとした。日本でいちばん楽しい学校をという学園は、授業の大半を「プロジェクト」と呼ばれる完全な縦割りのクラスでおこなわれる。そのため、教室の間仕切りをフレキシブルとし、さらにコミュニティーとなるホールへとそれぞれ繋がっている。小学校棟はこれらと多目的ホールが一体として造られているが、多目的ホールは大断面集成材を使ったトラス構造で、12メートル角2層分を吹抜けとしている。

依頼者の声: 

堀 真一郎|学校法人きのくに子どもの村学園学園長

本校へ毎週たくさん来られる見学客の感想で最も多いのは次の二つ。

1. こどもたちの目が輝いている。
2. 独創的な設計の校舎や体育館が素晴らしい(あたたかみがあってホッとする)。

元気なこどもたちと素敵な建物。
わたしたちは満足だ。

その他の画像: 

設計者

ユーザー 人・建築設計所 髙橋貴大 の写真
オフライン
Last seen: 13時間 22分 前
登録日: 2012-07-24 10:28