西蒲原の家
●設計事例の所在地:
愛知県一宮市
●面積(坪):
155.00
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
南側道路より
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
愛知県の北西部、木曽の清流と温和な気候、風土に恵まれた濃尾平野の平坦地に位置し、ちょうど木曽川の二重堤防の東側、田園風景が広がる緑豊かな土地です。
建築主はの要望は、明るく風通しの良い「普通の家」をつくってほしいとのことでした。
「普通の家」とは、居心地の良い家、使い勝手の良い家、いつまでも飽きない家、だれからも愛される家ということ。
そして、それはこれからの日本の住環境に適した、スタンダードに成り得るものではないかと考えました。
南側の開口高は1,2階をすべて1,800として、壁を設けず横に広がる開口としました。それは座したときに見える外の景色を、ちょうど良い大きさに切り取るよう計算しています。
人間のスケール感を超えた空間を設けず、人が移動する最低限の寸法で空間をつくる。それがスタンダードであり「普通の家」であると考えました。
この家の完成後、この家には来客が絶えません。吸い込まれるように人が集まるのです。聞けば、とても居心地がよく、空気が気持ちよいと言われるとのこと。
近所の子供たちもこの家に集まり、家の中や庭で遊びまわるようになりました。
住宅のスタンダード「普通の家」は、皆に愛される家となりました。
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