都市に開く家

●設計事例の所在地: 
東京都豊島区池袋
●面積(坪): 
61.5
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

防火の規制がありますが、スイス漆喰と杉板という自然素材で外観を構成したモダンな住宅です。
駐車スペースと門扉を覆う様に設けられたガラスの庇越しに建物のファサードを眺める事ができます。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

高断熱住宅の実績が豊富だったこと。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

高密度な住宅街、旗竿状の敷地の奥に計画された木造3階建ての住宅です。「街を眺めたい」という要望に従い、外に開きながらもプライバシーが守られる様に考えられた住宅です。
 構成は1階に主寝室と和室、2階にLDK、3階に子供部屋と浴室、ユーティリティを設けています。主寝室と浴室が離れているので、主寝室に専用のシャワールームを設けていますが、週末はゆったりと浴室から街の夜景を楽しむ事ができます。

その他の画像: 

旗竿状の敷地のため、長いアプローチの奥に白い建物が映えます。

ekreaで作った真っ白い鏡面塗装のオープンキッチン。背面キッチンの壁は、名古屋モザイクのガラスモザイク。ダイニングにぶら下がる風船を束ねた様な照明は、カナダのBocci Design。明るくモダンなダイニングキッチンです。

リビング
床はカバの無垢フローリングに自然塗料。壁はホタテ貝を原料としたチャフウール塗り。外壁もインテリアも自然素材を用いています。

DKは明るい空間ですが、リビングはあえて腰高の窓とし、落ち着いた雰囲気を演出しています。
天井はアルミの角パイプを並べ、その上にポリカの複層板を乗せてLEDの光を拡散させた建築化照明をデサイン。

木造の吊り階段。
階段は蹴込み板を一枚一枚、角材で吊っている。1階から見上げると、木の縦格子の中を登って行く様、、、

客間であり主人の思索の間として設けられた1階の和室。ここはあえて異空間として、ひび割れた土壁と網代天井という「和」の伝統的な素材を用いています。

眺めの良い3階にはバスコートに解放された浴室があります。

設計者

匿名ユーザー (未認証ユーザー)
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