横須賀の家

●設計事例の所在地: 
神奈川県横須賀市
●面積(坪): 
23坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

横須賀の海辺に建つ住宅です。横須賀在住の女性建築家との
コラボで実現した住宅。
①敷地南側は3階建隣家があり敷地自体30度ほど振れているという敷地条件でした、真南と真北以外の方向に向く窓は雨戸などの日射遮蔽装置が無いとオーバーヒートします。海辺による強風対策もあり大窓には雨戸を設けています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

少ない予算で建設できるか?
北側道路で南側には3階建ての住宅が建っているので暗くならないか?

依頼者があなたに依頼した決め手: 

明確な性能表示とコスト管理

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

・耐震等級3
・熱損失係数 Q値2.23W/m2K
・夏季日射取得係数 μ値0.047
・エネルギー性能 57.94GJ
・年間ランニングコスト 180000円(プロパンガス給湯のため高めとなっている)
・木造2階建て 延床面積76.04m2

依頼者の声: 

23坪という小さな面積の中に2部屋の寝室と1部屋の仕事部屋を確保しながら、明るく風通しのよい住宅ができて満足している。

その他の画像: 

②内部は通風を遮ることのないよう1室空間としました。もちろんプライバシーも配慮して引戸等で仕切ることもでき るよう設計しています。

③階段上の天窓に向け上下の通気を促すような通気ルートで東西南北上下全ての方向から風が来ても換気可能としました

①水平方向の通気ルートと上下方向の通気ルート
 横須賀の家は南からの豊富な日射は得ることのできない敷地でした。そこで断熱性を高めることで空調エネルギー消費量を削減できるように設計しています。夏季は東西南北上下全ての方向で通気が可能となるよう考えています。

②階段室上部には雨センサーを組み込んだ天窓を設けました。
 南側屋根の天窓は夏場に大きな空調負荷となるため北側屋根面に設置して日射量をコントロールしながら上下圧力差による自然換気を促すよう設計しています。

リビングダイニング

設計者

ユーザー 感共ラボの森 森健一郎 の写真
オフライン
Last seen: 3ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:26