築25年の家のリフォーム
築25年木造の家。1階全体を一旦スケルトン状態にして、リノベーションしました。無垢の木や体に優しく環境にも負荷の少ない塗料や断熱材を使いました。
食卓やリビングからキッチンが丸見えなのを改善したい。床が底冷えする。古い家なので耐震性がないのが心配。自転車や犬のケージを置ける土間がほしい。安全な素材でリフォームしたい。
キッチンのレイアウトを工夫してリビングから流しが見えないよう工夫しました。耐震性を確保するために壁に筋交い等の補強を可能な範囲で入れ、腐っている土台等の入れ替えをしました。底冷えしないよう、温水式の床暖房に。狭い玄関には置けなかった自転車やケージを置ける広めの土間をレイアウトしました。
木やタイルを使ったオーダーメイドのキッチンです。大きな出窓に面しているので、とても明るいキッチンに。
リビングから見ると、丸見えだったキッチンは程よい高さのカウンターで区切っています。
掃き出し窓をベンチ付きの出窓に。ベンチの前にダイニングテーブルを置いて食卓にします。明るい窓辺で本を読んだり、裁縫をしたり、食事だけでないコーナーに。
狭い玄関には置けなかった自転車や犬のケージを置ける、土間スペース。雨で濡れた傘やレインコートなどを干したりと、何かと便利です。リビングとつなげて、風通しよく。
リフォーム前のキッチンです。リビングから丸見えの状態がお悩みでした。
一旦、床壁天井を取り払い、スケルトンの状態からスタートしました。こうすると、傷んでいる柱や土台を交換したり、効果的に筋交いを入れたりすることができます。
底冷えする床には、温水式の床暖房。エアコンとは違って空気を汚さないのが長所です。ゆっくり温まり、スイッチ・オフしても暖かさが続く蓄熱式とすぐにあったまるパネル式があり、生活スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。