ちはら台の家

●設計事例の所在地: 
千葉県千葉市稲毛区天台
●面積(坪): 
37坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ちはら台の家 リノベーション
-築19年のフルリノベーション-
ハウスメーカー軽量鉄骨住宅のスケルトンリフォーム

「昭和の喫茶店」の様な空間を望まれてつくったリビングです。
どうしても構造的に取れない柱に木を巻いて、大黒柱として活かしています。
ウォールナットのカウンターが、キッチンとリビングを繋げています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・寒い
・使い辛い空間
・偽物の素材でつくられた空間が嫌だ
・数字上はまあまあの大きさなのに狭く感じている

依頼者があなたに依頼した決め手: 

・完全に間取りを一変する提案だった。
・断熱工事にやり替えにも積極的だった。
・信頼関係を築けると感じたから。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

もともとは、大手ハウスメーカーによる軽量鉄骨の分譲住宅でした。自分たちがのぞむ生活に画一的に
つくられた間取りが合わず、思い切ったフルリノベーションを計画されました。
軽量鉄骨の骨組みや外装、サッシはそのままにしながら、内部空間を大きく変えました。
また「間取りを替える」というよりも「家具で暮らしをつくる」というリノベーションになっています。
これは単にリビングを広くしたということではなく、今回の工事でつくられた造作家具が、一つ一つ
暮らしに合わせた機能や形状を丁寧に検討し考えられ、それ故にその家具が暮らしをつくっていくように
なっていることをあらわしています。
また、断熱工事も全てやり替えて、断熱性能も向上させています。
ガラスも高性能なペアガラスに変えたり、二重窓にして冷輻射を軽減させています。

依頼者の声: 

・想像以上に快適で、暮らしが一変し、豊かになった。
・家に愛着が持てるようになった。
・寒さ暑さが改善された。
・坪庭のある桧のお風呂になり、入浴が楽しくなった。

その他の画像: 

木質感溢れる空間にしています。
なんとなく懐かしさを感じさせる雰囲気をつくりました。

既存の窓をそのまま活かしつつ、大好きな本とフィギアを飾る本棚をつくりました。
いつもいるリビングに好きなものを飾り、暮らしを楽しんでいます。

階段を上がったところにあるホールです。
ここでもお茶や読書が楽しめるように、少しゆったりしたスペースを用意しました。
もともとは、トイレが真中にあったり、洗面がスペースを狭くしていて、
暗い廊下でしたが、トイレと洗面を移動し、明るい空間につくりかえました。

2階にある寝室です。
屋根の構造をあらわすようなつくりにして、軽快な空間にしています。
もともとは2部屋に仕切られていた部屋を1部屋にしました。

設計者

ユーザー 野口修アーキテクツアトリエ 野口修一 の写真
オフライン
Last seen: 4年 5ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:24