傾斜地の家2
●設計事例の所在地:
神奈川県横浜市
●面積(坪):
43坪(容積対象床面積:26坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
玄関のある階は地下1階。
敷地の高低差を活かして、地下を有効活用すると共に、居住空間のプライバシーを守りつつ開放感のある住まいになった。
コンクリートの人工地盤の上に豊かな庭も実現した。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
既存建物の老朽化と、高さ4mを超える既存の擁壁の安全性の問題と民法上の問題を解決したい。
そのうえで安心して住み続けられる住まいにしたい。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
この建物は急傾斜地という一見デメリットと思われる敷地条件を逆手にとって、豊かな居住空間と人工地盤の庭を実現した例です。
既存建物と既存擁壁を解体した上で擁壁を兼ねた鉄筋コンクリート造の地下空間をつくり、その上に柔らかな木造の空間が出来上がりました。
又、高齢の母親の寝室と水廻りの配置の工夫や、将来的なホームエレベーター設置に関する計画など、終の棲家として配慮した住まいとしています。
依頼者の声:
住まい手の方からは、「以前の家と同じ場所に建っているとは思えないくらい気持ちの良い住まい」と言っていただいています。
その他の画像:
眺めの良いリビング
広々感じさせる階段室の工夫
気持ちの良い階段
しっとり落ち着いた空間
ロフトのある子供部屋