大きなテラスの小さな賃貸住宅
●設計事例の所在地:
東京都杉並区
●面積(坪):
19.3坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
南側外観 1階は窯業系サイデイング、2階はカラーベスで外壁の色とテクスチャーを変えている。
2つのボックスをずらした外観で、ずれた部分は外部空間として利用。1階はエントランス、2階はテラスとしている。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
三角形の敷地に建てる2住戸の賃貸住宅。北側には同じオーナーの賃貸住宅(アパート)があり、その日当たりを損なわない計画が求められました。ほぼ同じ大きさの1階と2階のボリュームを横にずらして重ね、ずれた部分の1階には共用のポーチを2階にはテラスを設けています。周辺の環境の特徴を読み込み、1階の住戸は東側に開き、2階の住戸は南側に開いたプランとし、それぞれに大きな外部空間(テラス)を設けることで、都会の密集地でありながらアウトドアの生活を楽しめるという魅力を加えています。
その他の画像:
2階住戸の玄関。螺旋階段。
2階住戸の寝室+DK。ミニキッチン(IH)はW1200×D600
2階住戸DK。テラスへの掃き出し窓と南側の窓。窓の上部にカーテンボックス兼間接照明。
2階住戸専用のテラス。外用シンク横に浴室の窓が見える。
1階住戸DK+寝室から通路側(引き戸を閉めたところ)を見る。60cm程の傾斜地の段差を活かして、玄関側から3段程下がったDK+寝室で天井2.7m確保している。
1階住戸DKから目隠しのウッドフェンスで囲まれたテラスを見る。
1階住戸専用のテラス夜景
東側外観夕景 住戸内は道路の歩行者から見えにくくなっている。