敷地の高低差を利用した家
●設計事例の所在地:
兵庫県西宮市
●面積(坪):
約42坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
主たる地盤が道路から1m下がり、その奥がさらに3m下がっている敷地です。奥の敷地に鉄筋コンクリートの1階、主たる地盤に木造の2階と3階、道路レベルに玄関、という少々複雑な混構造の家です。写真は、3m下がりの地盤に作っている1階部分の施工写真です。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
敷地内の段差の利用方法や、隣接敷地の安全確保、北側斜線をどうやってクリアーするか など。
依頼者があなたに依頼した決め手:
複雑な設計の実績が多いことと、構造計算を自社で行うため、段差利用の計画が立てやすかったこと。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
現時点ではまだ施工中の家ですが、主に工夫したのは以下の点です。
・敷地内の段差を、1階分の階高として利用すること
・玄関を2階と3階の中間階として、利便性を高めること
・敷地奥(東)側の緑の景観を活かすこと
・厳しい北側斜線を狭苦しく感じさせないこと
その他の画像:
主たる地盤から3m下がりの地盤を見たところです。
前の写真で基礎を作っていた1階の壁が立ち上がったところです。主たる地盤と高さが揃いました。ここに2階が作られます。
道路から見たところです。玄関と駐車場は道路と同じ高さに作ります。2階のリビングは半階さがりになります。
今後の様子は、順次追加していきます。
棟上げの様子(道路から)
棟上げの様子(敷地の下から)
竣工後。道路から見たところ。北側斜線に切られて、ほとんど平屋のような外観。
竣工後。敷地の下から見たところ。
ほとんどの部屋から、南側の緑を望むことができる。