海辺の教会

●設計事例の所在地: 
京都府
●面積(坪): 
57
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

風光明媚な海辺に建つキリスト教会。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

災害で教会が水没し、信徒様は祈りの場を失ってしまいました。
「信徒みんなの力で教会を再建したい。」
強い思いが一致し、近くに土地を見つけて、新しい教会を作る決断をされました。
様々なバックグラウンドを持つ信徒の要求に応えつつ、資金難を乗り越える知恵を出せる、そんな建築家を求めておられました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

作品見学や面談を繰り返し、デザインと経験、コミュニケーションの取りやすさ、問題への柔軟な取り組みなど、総合的な判断で、ご依頼頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

祈りの場である教会は、厳粛さと誰にでも開かれた包括性の両立が求められます。
またカフェのように居心地がよく、礼拝以外にもついつい立ち寄りたくなる、コミュニティスペースとしての表情も必要です。
そして大勢が集まる場としての安全性、事務作業も出来る機能性、イベント対応に必須の収納力、生活場としての機能もあります。
京都の中でも冬は寒い地域なので、冬の寒さ対策は必須。
海辺に面した土地柄、地盤の弱さの克服も課題でした。

依頼者の声: 

完成後のクリスマスの例会で、多くの喜びの声をお聞きしました。
「木の質感を活かした礼拝堂は、厳粛な中に暖かさと明るさが感じられます。」
「祭壇にたったとき、海からの光が感じられ、荘厳な気持ちを抱きます。」
「神学院の学生も含めて、信徒みんなで壁を塗ったり工事に関わることができて、自分たちの教会という気持ちを強く持てました。」
この教会は、信徒みなさんの力で建てられた、文字通りのみんなの教会です。

その他の画像: 

設計者

ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真
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Last seen: 5ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:21