黒の家
シャープな黒い金属サイディングを全面に使用しながら、コンパクトでかわいらしい印象に仕上げました。お客様と3Dなどでイメージを共有しながら外観を決めていきました。
コンパクトで無駄のない間取りをご希望でした。材料にもご興味があり、無垢の床板や自然素材に近い壁紙などもご検討されており、コストやメンテナンス含めご説明をしながら進めました。
小上りをご希望でしたが、LDKとうまくあわせられるか心配されていました。
色味の調和なども気にされており、キッチンや建具、タイルなどの色についても現場に入ってからご相談しながら決定していきました。
プランやボリュームの提案はなるべく分かりやすく、複数案出させていただきました。
かなり初期の段階から模型やパースなどでご提案したことで、イメージされやすかったようです。
ご希望とコスト、工期のバランスを見ながら、奇をてらうのではなく堅実な構成の建物にまとめました。外壁の金属サイディングをお客様と一緒によく検討することで、他の材料や色などの決定もスムーズに進んだと思います。特にLDKは化粧梁と無垢床、クロス、タイルの組み合わせが温かい印象になったと思います。
家を建てる当初は理想が漠然としていて、何となくこんな感じでという所からのスタートでしたが、打ち合わせでは親身に相談にのってくれ色々な要望にも対応して頂き、困った時には様々な提案をして頂きました。結果、居心地の良い空間の家に仕上がり満足しています。
設計・監理と全てのプロセスを安心してお任せする事ができました。
正面の袖壁を斜めに出すことでフレームができ、単純なファサードが印象的になりました。
道路との高低差も、角度をつけた緩やかな大きめの階段でアプローチすることで解消しています。今後もう少し植栽を増やし、雰囲気のある玄関周りにする予定です。
リビングダイニング。南側の角2面に窓を設けて、差し込む光が印象的になりました。
少し高めの天井で長手方向に化粧梁をとばすことでのびのびとした空間になっています。
奥に小上りがあります。
キッチンや建具は既製品を使いながら、無垢の床板や塗装クロスともなじんでいます。
小上りは奥まっていて床を40㎝ほどあげています。
ごはんを食べたりゴロゴロしたりするのにぴったりな4畳半です。