草庵

●設計事例の所在地: 
神戸市北区
●面積(坪): 
47坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東側外観。
竹林を背景に静かにたたずむ木の家。
軒の出が大きいシンプルな切妻金属屋根と杉板張りの外壁が、外観を特徴づけている。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

購入した空き家の2階建て古民家を平屋にリノベーションしたい。
新築するよりも費用を抑えたい。
古民家ならでは、の良さをいかしたい。
開口部は全て木製がよい。
薪ストーブを設置したい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

古民家のリノベーションや平屋建て住宅の実績があること。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

2階部分を解体撤去し、平屋建てに減築した。
下屋部分の屋根架構は残して、あらわしとし、古民家ならではのインテリアを実現した。
中古建具の利用、一部をDIYとするなどして、費用をおさえる工夫をした。

依頼者の声: 

玄関や台所の位置を変えた複数の案を提示してもらい、じっくりと比較検討できたのはよかった。
玄関、リビング、台所、寝室、それぞれの窓から見える景色を楽しみながら心地よく過ごしています。

その他の画像: 

玄関に入って正面を見たところ。
将来、お気に入りのシンボルツリーを植える予定。
左手がリビング。

玄関扉を見返したところ。
玄関扉の把手は桜の木を8角形に切り出したオリジナル。

玄関の外観。
玄関扉はベイスギ縦張りの横引き戸。
左手は縁側の木製ガラス戸。

夜の玄関ホール。
既存の小屋組みをあらわしとした大きな屋根裏空間に、水回り諸室がまとまった白い箱が挿入されている。壁はしっくい塗り。

リビング。
右手は薪ストーブ。
床はパイン無垢板張り。

続き間の座敷。
民芸調の欄間は取り外し、南側のアルミガラス戸は、瀟洒な木製格子戸に取り換えた。
正面のアルミサッシも木製ガラス戸に替えた。

寝室。
アルミサッシから取り換えた木製ガラス窓の木枠が、窓の外の竹林をより美しく見せてくれている。

台所。
調理しながら外の景色が見えるように、とのご要望で、木製ガラス窓がキッチン流しの上に設けられている。
壁のモザイクタイルは、奥様の選定。

台所入口付近。
大きな屋根裏空間に台所の白い箱が挿入されている。

南西側外観。
屋根はカラーガルバリウム鋼板横葺き。

設計者

ユーザー eu建築設計 村上隆行 の写真
オフライン
Last seen: 1ヶ月 3週 前
登録日: 2012-07-24 10:21