台東ビル
●設計事例の所在地:
東京都台東区
●面積(坪):
60.7坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
トップライト見上げ。左手上部の室内窓は4階寝室の窓。ここからの光が建物内に広がります。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
要望はバリアフリー、狭小敷地をうまく活用し、家族の気配が伝わるような構成ということでした。
ここではワンフロアにワン機能を原則に廊下をなくしワンルームを縦積みすることでホームEVとあわせてバリアフリーとしました。さらに三方が建物に囲まれることから前面道路と空に向かい開口部という"孔"を開け採光通風を確保し、内部は竪穴区画により空気の流通が制限されるため吹抜けでなく室内トップライト等の"窓"を設け光や気配がつながるようにしました。室内トップライトは実際の鏡により、建物最上部トップライトは夜間ハーフミラーシートにより、それぞれ万華鏡効果を挙げています。
都市生活が単調になることなく周辺に呼応し内部も一体感がそこはかとなく感じられる"いえ"となることをめざしました
その他の画像:
玄関。この土間部分は建具を開放すると駐車場部分と一体利用が可能になります。
2階親世帯南西より。宙に飛んだ鴨居は収納部より建具が出て個室に分けられます。中央上部に建物内トップライトが見えます。
2階親世帯南東より。畳の小上がりは下部が収納。
建物内トップライト。上階の子世帯と下階の親世帯とをつなぐ窓。窓の切り口部分は鏡になっていて万華鏡のようになります。
光井戸の階段。
3階子世帯LDK西より。東側は窓以外は全て壁面収納。上部は全面トップライトで柔らかい光が充満します。
3階子世帯LDK南より。正面本棚の奥は水廻り。上部トップライトは夜間は鉄骨の方立てがガラスに映り込み無限につながるように見えます。
南東外観。目地なしの角を丸くした左官外壁。都心密集地で明るさを確保する大きなトップライトが見えます。