高松の家

●設計事例の所在地: 
東京都豊島区
●面積(坪): 
69.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

LDK東より。複数の中庭が立体的に建物に入り込んでくる明るく気持ちの良い構成です。インテリアは漆喰壁にクリフローリングと木製サッシです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

お子さんが大学生ということもあり2世帯というより3世帯住居に近い計画になりました。
ここでは敷地目一杯有効に活用できること、ご夫婦からはガーデニングをされるので庭の充実を、そして浴室の快適さを、お子様からは後から手の入れられるようなざっくりとした空間を、お母様からはバリアフリーであること、静かであることが要望でした。
建物を3棟に分け間に庭を挿入しそれぞれの世帯が独立していながら気配が感じ取れるようにしています。それ以外にも水廻りとセットになった庭、屋上テラスと外部を有効に配しました。室内からは木製大建具の開閉で各庭と一体利用も可能で連続したパーティースペースという使い方も可能です。また、外部と内部が交互に連続することで建物のどの部屋も採光通風条件が良好になり空調負荷の低減にもつながっています。

その他の画像: 

北東外観。土壁と漆喰壁、金属メッシュが帯状につながります。

玄関。入って正面(写真では左手)に中庭、右が子世帯、左(写真には写っていません。)が親世帯です。

LDK北西より。上の窓に上階テラスの緑が見えます。

LDK南より。右側と奥に中庭が見えます。

LDK奥の中庭よりLDKを望む。右奥と左奥、正面上部に中庭が見えます。

LDK北西上部より。

階段とスリットトップライト。奥に中庭が見えます。

2階子供エリア。個室と子供リビングからなるエリアでインテリアは壁にラフでカジュアルな合板を採用しました。

親世帯LDK北西より。中庭が子世帯との緩衝領域になっています。

中庭外壁。スレート波板にテクスチュアのある白の吹付を施した仕上でザラっとした波形の味のある表情となっています。

設計者

ユーザー 一級建築士事務所田建築研究所 田中秀弥 の写真
オフライン
Last seen: 1時間 13分 前
登録日: 2012-07-24 10:26