書斎のある家

●設計事例の所在地: 
大阪府岸和田市
●面積(坪): 
32坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

最初のご希望の中で必ず入っているご主人の『書斎』、面積や予算の関係で最初に姿を消す事が多いです。
この家では無事に残ることができました。(なぜなら、奥様も使うからデス。)

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

30代、共働きで小さなお子様が二人のとても忙しいお二人でした。
家に仕事を持ち帰ることが多く、片方が子供を見ている間に片方が仕事を片付けたいので、邪魔をされずに集中出来る書斎が欲しいとのご要望でした。 子供が元気に育つ家にしたい、との事でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

所員の10年来の友人で、過去には当事務所が設計した蔵を改装した賃貸住宅の住人でもありました。
杉板の床の心地よさ、真壁の吸湿性など実感を持っておられたのだと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

土地探しからお手伝いしたのですが、古家付の手ごろな土地を見つけることが出来ました。

柱は桧、梁は米松、床に杉板を使い真壁にしました。
主寝室の奥に書斎がある以外はごくごく普通の間取りです。

その他の画像: 

玄関を入ると大きな靴箱。
箱を大工さん、建具を建具屋さんに作って貰いました。
ルーバーになっていて通気性を確保しています。

玄関ホールから入ると明るいリビング。
奥がキッチンです。

明るいキッチン。

キッチンの奥には収納棚とカウンター。
アイロンやミシンなどの家事やパソコンコーナーなど奥様のスペースです。

キッチンからリビング、和室を見る。

左の扉が玄関ホール、引き違い戸をあけると水周りと階段につながります。

和室からリビングをみる。

洗面脱衣室の洗面化粧台は大工さんに作って貰ったもの。

2階 主寝室
左側の扉の向こうが書斎です。

フリースペース
男の子と女の子なので、真ん中の柱の所で二部屋に仕切れるように設計しています。
入り口も二カ所あり、照明器具やコンセントなども分けて設置しています。

今は小さな子どもたちが走り回っている事でしょう。

設計者

ユーザー 増田建築研究所 増田健次 の写真
オフライン
Last seen: 7ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:22