百景楼-海の別荘
伊東市街、相模湾を望む高台にあります。
アプローチを裏から回り込ませ、広く眺望の開けたリビングへ動線が展開します。
開口部よりの眺望と光と風、ジャグジー・露天風呂でのくつろぎ、
サンルームでのゆっくり流れる時間が心身をリフレッシュさせてくれます。
造園、家具、窓廻り、家電、寝具等ほとんどをコーデイネートしました。
撮影:鈴木喜一
東海地震が想定されます。築造年数のかなり経過した前後の擁壁を考慮し住みての安全を確保するために1階部分をRCとし、安全性と経済性のバランスを取りました。
「サンルームの夜景」
RCに固定された木軸にアルミサッシを取り付けたカーテンウォールです。
撮影:鈴木喜一
「○△□ 」
○は寝室のラウンジコーナー、△はサンルーム、□の部分は露天風呂です。
△は中央に大室山、左手に手石島、右に小室山が見えることより3方の方向性のある形を考えました。
吹き抜け大開口としたのは、海よりの斜面に位置し、横だけでなく縦の景色も取り入れるためです。
撮影:鈴木喜一
1階のRC造は背部擁壁の防災安全対策です。
また、3台のビルトインガレージと2階在来浴室を可能としました。
夕景
撮影:鈴木喜一
「眺望を取り込む」
1階がRC造のため耐力壁が軽減され大きな開口が可能となりました。
内部からアルミサッシが見えない納まりです。
撮影:鈴木喜一
「リビング・ダイニング・キッチン」
40畳大の広さ、南上がりの天井、ゆったりした空間です。
撮影:鈴木喜一
「ダイニング・キッチン」
サンルームを見下ろす
撮影:鈴木喜一
「サンルーム」
内部からはアルミサッシが見えない納まりです。
撮影:鈴木喜一
「サンルーム」
赤・青・黄色
撮影:鈴木喜一
「表現する床の間」
床の間は夜の浜辺を表現しました。漆黒の浜辺、金紙は月、銀糸は夜空です。月に照らされる書院棚の雲、障子は浜に打ち寄せる波です。
撮影:鈴木喜一