リノベーション K邸

●設計事例の所在地: 
愛知県 東海市
●面積(坪): 
32坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

昭和49年に建てられた木造住宅のリノベーションです。
耐震補強を施し、
玄関位置・窓・部屋配置をガラッと変え、
自然素材で仕上げました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・プランが、今の暮らしに合っていない。
・風通しが悪い。
・家の中が暗い。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

設計者の自邸ゆえ、家族は私に任せてくれました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

東からの風を取り込み、
室内の奥まで光が届く、
隣家のリビングと視線がかさならないような
窓の配置になっています。

朝日が廊下の奥まで届き、
気持ちの良い朝がむかえられます。

風の通りも、とてもよくなり、
今までのジメジメしていた家の中がウソのようです。

プランでここまで、家が変わることを体感し、
プランニングの重要性を改めて実感しています。

依頼者の声: 

家族より

「すごく明るくて気持ちのいい家になった!」

「お風呂が、温泉みたいで気持ちいい!」
  ・・・(ローコストな洗い場付浴槽ですが、気に入ってもらえました)

「床が暖かく、さらっとしている」
  ・・・(杉の足場板で作りました。足の裏へ伝わる板の厚みの力は、心が豊かになります)

「トイレのスイッチの位置がおかしい」
  ・・・(ごめんなさい、廊下の幅を優先しました。リノベーションは優先順位が大切です)

「冷蔵庫の前が狭い」
  ・・・(わかっていましたが、スペースが取れませんでした。)

ともあれ、合格点はもらえたようです。
自宅ということもあり、かなりチャレンジしたところがあります。

この挑戦を、

「より良い提案」や
「実際のところは、どうなの?」

に生かしています。

その他の画像: 

洗面・浴室です。
子供にもう少し丁寧に使うよう、頼みたいところですが、
あまり気にせずに、ザクザク使っています。

左官仕上げの外壁です。
左官屋さんと仕上げを打ち合わせしながら
塗ってもらいます。
作る人の手の跡が、建物に残ると、建物が生きてくる感じがします。

アルミサッシの部屋内に取り付けてある簀戸は、
知人のお宅を取り壊す時に頂いたものの、再利用です。
時間を経たものの美しさや味が、好きです。
「丁寧に作られたものを大切に使っていく」ことも大切にしたいと考えています!

設計者

ユーザー 空間工房 服部 服部 由美 の写真
オフライン
Last seen: 1ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:19