海を望む傾斜地の家

●設計事例の所在地: 
和歌山県西牟婁郡白浜町
●面積(坪): 
313.95㎡(94.96坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観正面

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

青い海原を眼下に望む高台の邸宅。景勝地の風雅な眺めを住まいに取り込み、日常離れしたリゾートテイストとくつろぎ感を日々存分に満喫したい。そんな建て主の要望にお応えしたのが今回のプランでした。 まずポイントとなるのは高台の傾斜地を最大に活かした構造躯体とレイアウト。2階をみんなでくつろぐパブリックスペースと位置づけ、玄関とLDKを配置。一方、3階と1階にはプライベートスペースとしての個室や和室を配置し、家族が一緒に過ごす時間はもちろん、個々の時間も気兼ねなく過ごせるように配慮しました。2階のリビング続きにはRC造の強靭な構造を活かして幅4mものフロアデッキを張り出し、さらに2階3階の北西の壁面を開口にすることで、デッキにいる時はもちろん、リビングにいながらも雄大な海原の風景に溶け込むような開放感と安らぎを満喫できるようにしています。また、せっかくの景観を損ねないようにデッキの手すりには細いワイヤーを採用。さらに温泉を引いた浴室は2壁面全開口の岩風呂にし露天風呂のように楽しめる趣向にするなど、ぜいたくな時間と空間を普段着感覚で堪能できる工夫を満載しました。

その他の画像: 

傾斜地に建つ

開放的なリビング

リビングからは海を一望

デッキからは更に絶景

設計者

ユーザー Studio REI 一級建築士事務所 嶽下 康弘 の写真
オフライン
Last seen: 6時間 41分 前
登録日: 2012-07-24 10:28