建築家の設計事例
配管はスラブ下配管だったが、下の階の住民の反対で |
宝塚市に建築中の 【満願の里山住宅】。 |
端正な佇まいの外観から玄関に至るアプローチ部分には、露地の風情を挿入しました。 |
秋田県の田園風景の中の二世帯住宅です。雪国ならではの雁木(半屋外のポーチ)と通り土間を並列して配置して、全季節外での活動をできるようにしています。高気密工断熱の住宅になっていて冬は薪ストーブのみで快適な温熱空間をつくり出すことができます。 |
本体の構造は鉄筋コンクリートで、高欄手摺や屋根化粧材はスチールで設計しています。 |
お住まいの奥さんが、時間毎にどの様に過ごされているかをお聞きして、朝から夕方まで移り変わってゆく日なたの場所を追いかけながら、間取りを合わせて計画されています。 |
限られた敷地内での計画で、建物内外部でお客様の姿を見ることができるよう、駐車場の位置、入り口、レジの位置と従業員の位置を考慮し、ファサードのガラスと内部の吹き抜けを設け、お客への迅速な対応に答えるような計画としました。 |
敷地は建て主さんのご主人のご実家の土地の一角。森に面した南側に位置するため 実家母屋へ日差しを確保する必要がありました。そのため計画では高さを抑えています。このことが森に浮かぶ船の様なデザインを強調しています。森を切りぬいたような大開口はレベルを下草の高さより上げています。 |