狭小住宅|建築家の設計事例

冬暖かな住まいが第一のご希望でしたので 採光計算に基づいて基礎を高くし問題点をクリアー 一つ一つの部屋は小さ目ながら扉をあけ放つと全体で一つになる空間構成となっています。

敷地は南側と東側に高低差(約80cm)のある道路角地で、北側と西側には住宅のある住宅密集地です。

クライアントの要望:
・近隣への音を配慮したピアノ教室
・膨大な数の蔵書・CD等の保管スペースの確保
・老後のことを考えたバリアフリー空間

キッチンが閉鎖的で料理中家族の顔が見えない間取りでしたのでキッチンの壁を取り払い、ダイニングとキッチンを一体化しました。広くする為にキッチン上の吊り戸棚も撤去。天井が高く感じます。

3階建てで最下階を半地下にするということで、予算をいかに抑えるかということを追求しました。
さらに、敷地の大きさ以上の空間ボリュームを感じてもらえるように、視線の抜け方や、光の取り入れ方などを
1/10模型などを使い検討しました。

43条但し書きという厄介な許可を取らなければならない物件なので心配されてました。役所、近隣等々丁寧に時間をかけて取り組ませて頂きました。

2階から丈夫がオーバーハングしているため、構造的な解析に苦労しました。

◇隣地状況、敷地条件が厳しくても、有効な敷地利用が提案できたこと。
◇予算を抑えながらも、魅力的な住まいとなったこと。
◇建物とインテリア、照明・家具等・カ-テンまでト-タルにコ-ディネイトしたこと。
◇各所に魅力的なデザインが組み込まれていること。

床面積は26.6坪と広くはありませんが、広がりのある空間を演出するため屋根のかたちをうまく使うことで平屋建てだけれど吹抜けをつくることにしました。
最終的には吹き抜けの一部はロフトになりましたが、南側の光が北側の部屋まで届き明るい空間をつくることができました。

将来の外装メンテナンスには足場が必要ですが、3階建ての足場は高額となります。また、建物が密集した狭い場所に足場を建てるのは容易ではありません。外装は継ぎ目にシーリングを使用しないなど、外装のメンテナンス性を高めることによって、将来の負担を減らすことを目指しました。

予算の制限もあり、要求された内容をできるだけ小さくまとめるように設計し、小さいながらも広く使える配慮をした。
寒い地方であるにもかかわらず開放的な住まいを可能にしたのは、ローコストの全面床暖房(1階)によるところが大きい。

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