今日、所有や帰属といった制度上の区分を横断して、新たな価値観が様々な分野で展開されている一方、都市居住においては、周辺環境に対して閉じ、セキュリティを一層強化し、所有区分を明確にする考えが支配的であり、従来型の区分意識の囚われが未だに強い。
生活の中心となるダイニングテーブル
90㎡程の広さのマンションリノベーション。施主の家族構成は、夫婦二人と子ども二人の4人家族。
階段東向きの出入り口をくぐると、光と風を心地良く感じられる階段が、入居者にとって、訪問者にとって、豊かな空間に。おぉっ!わぁ〜。と思ってくれると、うれしいです。
改修した二つの住戸は少しずつ間取りを変えています。より多様なニーズに対応するためで、賃貸住宅としての受け皿を大きくすることを考えました。また地上げの種類も住戸ごとに変えることで雰囲気の違いが出ています。