House for Two Dogs

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
159m2(48.1坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

House for Two Dogs
都心の小高い住宅地に建つ若い夫婦と2匹のダックスフンドの為の住宅。外観、インテリアとも、単純な形にいくつかの変形が加えられてつくられています。玄関から2階のリビングスペースまでの内部動線は、脚の短いダックスフンドが自由に上り下りできるよう緩やかな階段にしつらえられています。この緩い特徴ある階段が家全体にゆったりとした心地よい時間軸を与えてくれています。道路側の大きな窓からは高層ビル群を眺望できます。。

House for two dogs
A house located in a residential area in the center of Tokyo. The house is designed for a young couple and two miniature dachshund dogs. Its form and internal spaces are designed by being changed from a simple figure. A staircase which connects the 1st floor and the 2nd floor is easy for the dogs to navigate because of its gradual slope. The staircase also gives a feeling of characteristic interior space to the house. A wide window facing a street offers a wonderful view of Tokyo skyscrapers.

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

近い将来、お子さんをもたれる予定の若いご夫婦です。その時には2匹のダックスフンドを抱いて階段を上り下りできなくなることを悩んでおられました。もちろんその他にも、たくさんの「いえ」に対するご希望をもっておられました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

近い将来、お子さんをもたれる予定の若いご夫婦です。その時には2匹のダックスフンドを抱いて階段を上り下りできなくなることを悩んでおられました。もちろんその他にも、たくさんの「いえ」に対するご希望をもっておられました。我々は、その階段のあり方を一つの手がかりとして「ゆったりとした階段」から構成される家を提案いたしました。通常、ゆったりとした階段はスペースを取ってしまいコストにも反映するため、なかなか実現できません。でもここでは、この階段を家の特徴となるように構成しインテリアとしても生かせることができました。もちろん、かなりの試行錯誤、バリエーションを検討しました。
素材としては、自然素材を中心に木もバランスよく取入れモダンでありながら軽すぎず、重すぎない若々しく品のある家にするよう心がけました。

依頼者の声: 

いえの中心ともいえる「緩やかな階段」をとても気に入っていただきました。

その他の画像: 

緩い勾配の階段:脚の短いダックスフンドが上り下りできる。
素材はフィンランドバーチ。家のなかで、機能としてもインテリアとしても特徴あるものとなっている。

柔らかな光で満たされる寝室。窓の位置、天井の形など寝室としての心地よさを考えました。

設計者

ユーザー 一級建築士事務所 タステン アーキテクツ 山口 尚之 の写真
オフライン
Last seen: 12ヶ月 3日 前
登録日: 2012-07-24 10:22