<老後を見据えてのリフォーム/Saさんの家>宮代町
●設計事例の所在地:
埼玉県
●面積(坪):
100㎡(30坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
既存の壁を取り払いリフォーム前の洗面脱衣室、台所のスペースを取り込み15畳大のワンルームを生み出しました
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
計画上、二つの大きな柱がありました。ひとつは、食べること、飲むこと、料理することがお好きなお二人が生活を楽しむために、ダイニングと分離していた調理スペースを、リビング・ダイニングと一体的なスペースにまとめること。その際ご主人の趣味である陶芸の作品を陳列する棚を設えることが条件でした。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
建て主さんは50代前半のご夫婦で、もう少し高齢化してからのことを見据えたリフォームです。 苦心したのは取り払うことができない柱の扱いです。キッチンを竹格子スクリーンでセミオープンにすることによって柱3本は隠し、柱1本は食器の受け渡し上どうしてもスクリーンによって隠せなかったので、逆にシンボリックにデザインしています、その方法は柱の四隅を削って八角形断面とし、さらに寒色系のステイン塗装としてあります。
・MyHOME+('10.04)
・ナイスリフォーム 「建築家とつくる目的別リフォーム」('08.03)
その他の画像:
キッチン-洗面脱衣室の近接化とスムーズな動線処理で家事動線をコンパクトにしています。また洗面脱衣と浴室の境はすべてガラスとし、両室の壁、天井は同材のサワラを使い一体感を生み出し、よりいっそうの広がりを生み出しています
WCと洗面脱衣室を一体化することが、洗面脱衣室に広がりを持たせ、さらに浴室を広げるための省スペース化にも寄与しています。