建築家の設計事例

愛着という面と、予算面により、仕上げ作業は一部施主さん家族により行われました。澄んだ空の下、私も少し参加させていただきました。

お施主様のお仕事が林業関係であるので、木を生かした家。自然素材に拘り、健康住宅を望まれました。

古民家を希望していたので大きな柱、梁等で古民家らしい形としました。縁側からの風通しが出来ます。

透かした階段室から光が差し込みます。
テーブル右側の壁に食器棚が埋め込んであります。
床板は吉野ヒノキの無垢板を使用し、ダイニングテーブルは床材と同じヒノキの厚板で製作しました。

クライアントの思いを実現するために一階をコンクリート造にし、混構造の建物を提案しました。
コストと、思いをどう向き合っていくかがテーマでした。できるだけ内装にはこだわらず、作り付けの収納で
材料も合板を多用してコストを削減しそして味のある建物になりました。

「空中の造形」projectは福岡県福岡市の施主様の小児科クリニックに隣接した、
住宅の建替え計画です。

[ポイント]

街中にいきなり大木が現れて「!」
→道を通る人々の目を引き店内へ入ってみたくなります。

川のような流木に「!」
→川の流れをモチーフにした流木の壁面デザインはお客様に「あの〜のお店」という印象を与えます。

とにかく建物の仕様をシンプルにし、納まりもできるだけ明快にすることを心がけました。特に、二階の床材は国産杉三層パネル「Jパネル」を採用しましたが、これを一階の天井にあらわしで使うと同時に二階の床の仕上げにしました。要は厚板一枚で二階の床ができています。

大型分譲地内で計画した住宅です。
東西に長い敷地の特徴活かし、リビング東西に2方向に庭を計画、
抜けのあるリビングの計画をさせていただいた住宅です。

鉄筋コンクリート造2階建てのガレージを中心にした住宅です。

都会暮らしのご夫婦が退職を機に、ご主人の懐かしい生家を終の棲家として暮らせるように、耐震補強と住宅設備の充実は当然ですが、寒くて暗い古民家を、暖かくて明るく、開放感があって、それでいて懐かしさがこみあげてくる優しい住宅にリノベーションしました。

あまりメンテナンスが大変でないようにということ、シンプルでナチュラルな空間を望んでおられましたので、
淡い色味の素材を使いました。自然素材ですが、掃除のしやすい塗装仕上げにしています。
ところどころアクセントカラーを使い、楽しい雰囲気づくりを心がけました。

「周辺状況に合った面白い建物デザインと、平屋でいいがファサードにはボリュームを持たせてほしい・・」というお施主さんの要望から、水平方向に大きな変化をつけてボリュームを持たせる建物をデザインしました。

ガレージを家の雰囲気に馴染ませるようにしました。鉄骨の梁の上に木のパーゴラを設け、光を透す折板で屋根を葺いています。

息子夫婦の同居に伴い築30数年の平屋と離れの2棟をリノベーションの計画です。
基本的には同居のため、離れには個室と最低限の炊事・トイレ等の機能を持たせ、母屋に充実した生活のための機能を持たせています。
どちらも現在の耐震基準に合わせて耐震補強されました。

沖縄県で設計したコンクリートと木の素材感溢れる住宅です。

都内大田区に計画した木造3階建の一戸建住宅です。
将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望を受け、1階部分を店舗に転用できるよう、内部に構造耐力壁をなくし、間仕切り壁を撤去可能な建築構成としました。

これまでの医療建築は、清潔感と信頼感がデザインソースであったが、今は完全にそうとも言い切れない。この建築は白いパッケージに山野を彩る代表的な色をランダムに配色し、窓は室内空間から必要とされる場所にのみ設けた。プランとしては医療建築のオーソドックスな平面計画としつつも、主張する建築となった。

もっと自由に何気なく、細い柱と梁が木造のように軽やかで、優しく、そして鉄骨造の強靭性を兼ね備えた建物の計画です。

限られた予算で夢の実現を!ローコストでもコンパクトな建物でも有効に使えるシンプルな間取りとしました。

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