お店のようなオフィス
部屋を細分化せずにいろんな機能をもたせることで最大限のベッド数確保
18クラスある大規模園舎の建替プロジェクトです。
既存施設との調和を図りつつ、園庭に対してなるべく圧迫感を感じさせない、伸びやかな園舎のあり方を探りました。
県に申請済みのため大きな構成は変えずに、シンプルな形状、ローコストでも見栄えのする建材を中心に、ポイントとなる床材を限定的に使用して、コストのメリハリを付けました。雪が多い地域でもあり、屋根のかけ方なども工夫しました。
実施設計も終わり、多少の減額調整の必要はありましたが、施工者(クライアントが私どもを知るきっかけとなったSimple Box Houseと同じ監督さんに担当頂く事になりました)との工事契約の直前に一旦工事を延期してリフォーム前の状態で生活することをクライアントは決断されました。
オーナーは、新しい場所を清潔で温かみのある空間に変えたいと考えていました。座って、顧客や友人と一緒に飲み物を飲むことができる場所。