建築家の設計事例

採光、通風の良いプランニング

郊外にある敷地周辺には都市への動脈となるインフラの高速道路や鉄道、目の前には車の行き交う県道があります。また自然環境は入間川と加治丘陵に挟まれた緑豊 かな環境にあり、住宅どうしの間隔も広く近所には空き地も多く残り、やや閑散とした土木的なスケールを感じます。

エアコンや便所は既存のものを利用して、シンプルな間取りにしました。
間仕切りは完全な壁にするのではなく、スタッフと利用者がどこにいても気配が感じられるように、木の格子を使用し柔らかい印象に仕上げました。

あまり陽当たりの良くない30坪の敷地にクライアントが望んだのは、開放感のある住まい。スキップフロアを採用し、空間に拡がりを持たせつつ、夫婦それぞれの居場所を作りました。土間や合板などの素材感と、車庫を覆う屋根が特徴的な、地域のランドマーク住宅です。

「地場木材直見杉を、売り場であるメインのホールに象徴できる位置に据えたい。」
が希望でした。
設計では、どうせならその杉を大黒柱風にして、メインの構造体+意匠体としての位置づけにすることを目指しました。

南関の官軍墓地付近の絶好のロケーションに建つ南関の家は、緑あふれる環境に調和した住宅となっています。レッドシダーをふんだんに使用した玄関や、緑と石塀に囲まれた庭、庭をのぞむ縁側ウッドデッキと、大人のくつろぐ空間となっています。

全40室、セミスイート形式の宿泊空間は、海外ゲストの長期滞在に最適化した、魅力あふれる斬新な空間です。露天風呂とおいしい食べ物。「Nest at The Trees」へ是非お越しくださいませ。

設備や建材については施主支給の形をとっています。私が何時間も掛けて
厳選したものを必ずサンプルを取って、それらを工務店と一所に現場で
確認しながら採択して行きました。また床のオイルフィニッシュなどは仕上がりに

地域産材の活用、周辺環境の調査分析、集客を目的とした建物配置の検討など

京都における景観法をクリアーし、生成りの空間を創出。

構 造:木造
用 途:専用住宅

プライバシーを守る建物形態。
保険診療と自由診療のゾーン分けや門内薬局の配置などに工夫があります。

南側の広々とした庭を囲む、L型の平屋の住宅。
リビングと子供室をウッドデッキでつなぐことで、いつも家族の空気を感じることができます。

木組み・土壁の家

都会でマンション生活をされていた建主からは、自然を感じられる家、親世帯との繋がり、子供の帰省時の部屋の確保、仕切りの無い広々としたリビングダイニング、ゆったりできる浴室などの要望がありました。

店の向かって右側が理容、左側が美容、2階部がエステサロン及び住宅となっています。
ホールは吹き抜けのある明るく開放的な空間のある店舗とし、外観はポイント色に赤系色を使用し、おしゃれなイメージの建物としました。

ガーデニング等が趣味のお施主様だったので、南側にはリビングから見える大きな庭、北側には浴室や和室から見える小さな庭を計画しました。
室内は、お施主様の幅木が無いほうがいいというご要望から、幅木をなくすようなディテールにしスッキリ納めました。

柱、土台等の構造材や造作に国産材を使用し、内部の壁や天井に和紙壁紙を用いナチュラルな雰囲気にしました。ローコストとはいえ、吹抜けもあるため、1階の居間、ダイニング、キッチンには床暖房を設置しています。間取りから、材料、設備機器の検討、植木の選定まで丁寧に打合せを行いました。

プライバシーを確保しつつ、閉鎖的にならないような防犯対策を希望されました。

30代初旬の男性と、その両親と祖母の4人が住まう家です。

 米を主体としたこの和食食堂では、求心性・東方性・粒子性をコンセプトとする。第一にテナントの十分な天井高さを活かし、入り口を高く、奥を低くして空間にパースをつけ、求心性を持たせた。第二に禅宗様式の寺社に見られる飛檐垂木を参照、展開し、何層にも重なる段状の天井を構成し、力強い東方性を表現する。

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