ふかされた外壁面で呼吸する
マンション1住戸のリフォーム、ご夫妻の趣味のためのスペース作りを主目的とした計画です。陶芸の作業スペース、書道教室及びギャラリー、その他部屋の目的により仕上材を選定しています。
和瓦屋根、白い塗壁、木質の見える外観が長年住み継がれたかたちで、その継承を望まれました。
レディースファッションを扱うお店のリノベーション
築100年の蔵の横に建つ、集合住宅の計画です。「蔵を残したい。蔵が道路から見えるようにしたい」 建主のそんな思いに反して、蔵は、公道から私道を経た先の最も奥まった場所に建っていました。
シラス壁の表情を活かすように天空からの光を這わせるように空間を演出しました。
周辺環境を見据えた伸びやかな住空間を実現することを主眼としてつくられた住宅です。
折り重なるような屋根、不思議な形の全景は、アプローチ部部から見たところ。 不定形な土地形状を生かして、鉱物の結晶の ような建物ができました。 屋根の勾配は太陽光発電を乗せられるよう設計されています。
この物件は庭に対して開放的なLDKが計画の核となっています。プライバシーに配慮しつつも無垢の木と白いシンプルな空間で、光や風を感じながら生活できれば考えました。
限られた予算の中で、親世帯とは着かず離れずの関係を保ちたいとの要望から、水回りは共有しつつも各世帯ごとにリビングを持つことを提案しました。又、自然の移り変わりを感じれるようにアプローチの植栽計画、隣地への借景も設計に取り入れました。