真ん中に吹抜けをもつスキップフロア住宅。半地下から屋上まで連続する「旅」の構成。
シンプルな白い外観の住まいを御希望される一方、メンテナンスに手のかからない素材もご要望されましたので、凹凸の少ないガルバリウム鋼板の外壁を御提案しました。
建蔽率を最大限生かした、コンパクトな住宅。リビングへ入ると上下連想窓を配置した明るい吹抜けが迎える。
敷地を余すところなく使い、庭の風景を取り込みながら豊かさを感じられる構成とした。
旗竿地ながらも高台に位置し、隣の公園の樹木、遠景には丹沢山系や富士山が眺められる好立地の場所であったため、このような快適な空間ができた。
街の喧噪から逃れゆったりした時間の中で暮らしを楽しみたい...。 ロッキングチェアーに座りながら、好きな本に囲まれて読書を楽しむ....。 川のせせらぎや、小鳥のさえずりをBGMにハーブや花を楽しみ、春に摘まれた、カモミールを乾燥した手作りのハーブティーを味わう贅沢な時間...。
目の前に幹線道路が走るため、壁と窓の位置を考えることで、喧騒を遮り、防犯性を高めながら、室内に自然の光を取り込んだ快適な空間をつくることができました。
どこも平らではない敷地に対してまるで迷路のようなスキップフロアの間取りをつくりました。斜面に対してのビルトインガレージも難易度がありました。
外観全体を黒のガルバリウム鋼板でデザインすることや、内装に至っても、床の杉足場板の採用、階段などをスチール黒皮鉄で製作し、素材を合わせることなど、空間と素材について特にデザインに配慮しています。
プライバシーの配慮と豊かな暮らし方を考えた結果サイコロを転がした様な変形の家になった。