敷地の前面に広がる田園風景を、土塀越しに緩やかに取り込み地域に対して閉鎖的にならず、プライバシーも適度に確保出来たのではと思います。通風のために採用したハイサイドライトからは、風に揺れる竹林の四季も感じられます。
国産材で作った木の家。合板ゼロ、自然素材で作った安全安心な住まい。
バリリゾートのような癒しのある暮らしを求められ、バリ文化の象徴でもある三角形の大屋根を持つ形状としました。
奇を衒わないシンプルな家にすることを心掛けた。また、ご実家とのかかわりも配慮。建設は2013年だが、断熱は現在の基準でheat20に準ずる断熱性能を有している。
自邸 川崎
住宅っぽく見えないこと、プライベートな庭を設けたいこと、などが主なご要望でした。
段差が子供たちの発達にかかせない。子供の心のうちすら「やってみたい」という好奇心と創造力をかりたてる建物ができたと思います。
三世代二世帯の家族が中庭を介して、独立したスペースを持ちながら、お互いに動きと視線が感じられるような部屋の配置としました。また下階の日照と通風も考えて、2階の部屋は北側に寄せて、各ウィング共、南側に大きなルーフバルコニーを設け、緑を楽しむと同時に隣家とのカモフラージュともしました。
森の中の敷地に、ゆったりとくつろげる住まいをご希望。庭や周辺の環境と連続した空間になるように心がけ、素材も無垢材、石、左官、和紙などの自然素材のみで作り上げています。
限られた土地にプライバシーを確保して伸びやかに住みたい