二世帯|建築家の設計事例

この土地の大きな欠点でもある約3mの高低差を利用して、容積緩和が受けられる総地階とし、
要望である3台分の駐車場、大型バイク2台、自転車5台を無理なく収容できた点。
東住戸地階は隣地の承諾により敷地境界沿いにドライエリアを設ける事により、地階でありながら、

敷地はJR日立駅より徒歩15分程度の住宅地に位置します。はじめて現地を訪ねた道中、日立製作所をはじめとする工場を多く見かけました。敷地の隣にも中規模の工場が建っており、切妻屋根の工場建築は、この地域では日常的な風景であり、この街を象徴する‘カタチ’であると感じました。

夏の日差しを遮るために、深いひさしを設け、建物に入る日射量をコントロールしています。

古くなった住居を取り壊し、旧家屋のイメージを残しながら新しい生活にフィットする二世帯住宅に建替えました。再利用可能な材は残して新しい住宅に使用しています。コーナーの大きな出窓から明るい景色が開けるリビングは、ゆったりと家族が交流できるスペースになっています。

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