建築家の設計事例

清武町は宮崎県の南東部に位置しベットタウンとして発展する一方で、一歩郊外に出ると南部には鰐塚山地を望み、のどかな土地が広がっています。

3段の段差のある敷地にバリアフリーの住宅を計画し、一級建築士の建主様の目にかなう素材選びや趣味の日曜大工を楽しめる場所の提供等で空間構成を適切に配置する部分が一番苦労した点です。

養鶏農家であるお施主さんが、自社のたまごを活用してつくるバウムクーヘン屋さんです。

リビングから使える屋根の掛かった大きなテラスが欲しいという要望で設計させて頂いた住宅です。
そのテラスで炭火を使ったバーベキューをするというのがご主人の夢だったので、床は敢えてデッキではなくタイル貼りのテラスにしています。

個室によって幾つにも区切られていた空間を解体し、生活のほとんどを過ごすLDKをメインにシンプルで広い空間を確保した。また天井を一部躯体現しとし、空間を緩やかに分ける。空間がシンプルだからこそ仕上げ材料にこだわり、アクセントとして楽しい空間となっている。

安心安全な空間とするため、角や突起などのない納まりとしています。

◾️築45年の診療所併用住宅と地域の街並や環境を維持する建築装置
築45年のRC造、診療所併用住宅におけるエレベーター棟(以後、EV棟)の増築計画です。EV棟は、母屋で暮らす建主の高齢化対策として新設されました。

L型の展示壁をつくり、既存の窓の連続性を生かし、緑の景色が印象的に映えるようにとしました。それと同時に、メインの空間とは別に、奥に小さな展示空間をつくっています。

星を見るのが趣味で屋上に展望台を設けたい!様々なご希望も限られた予算にまとめなければなりませんでした。取り入れるべき物、取り入れたいけれど、代替え案で了承をして頂く物。例えば、展望台はないけれど、大きな窓から眺めるのに、カウンターを設け、書斎・趣味を一ケ所で楽しめる様に。

敷地周辺の緑を最大限取り込める位置にLDKを配置し
そこに家族みんなが自然に集まれ、
同時に個々の時間や個性を大切にするための空間を
LDKとゆるやかにつなげながら計画しました。

大府市の中心地に近い住宅街に建つコンパクトな住宅です。
外観はガルバリウム鋼板と白い吹付の外壁が特徴的で、木製の玄関引戸がアクセントになっています。

防火地域で延床面積を100㎡以下におさえた準耐火仕様の木造2階建てのシンプルモダン住宅を計画しました。建物の断面構成をスキップフロアにすることで、各フロアは半階づつづれながら空間は連続し広がりのある住空間としました。1階の床下には大容量の床下収納を確保しました。

海岸沿いの町おこしの一環となる建物のため適切な構造や規模、立面上のインパクトが求められました。

ファミリータイプとワンルームタイプがMIXされた共同住宅(賃貸)です。
1階部分は杉型枠コンクリートの打放し、2~5階部分はタイルと吹付のコントラストのある仕上を用い、小洒落た雰囲気を醸し出しています。

外壁の板張りは将来の薪として利用を視野に採用しています。
高価なもので作り上げずに、一般的な材料を集めて豊かな建物を構成しています

一時移転をしなくても済むように既設建物の駐車場部分に収まる形で新築を計画しました
工事中、駐車場は外部に確保していただきましたが、事務所は工事が終わるまで使用することができたので、引っ越しは新築ビルへの1階で済みました

薪ストーブと吹き抜けが欲しいといいう要望をいただき、敷地条件など検討してプランが進みました。

既存建物の離れは建築確認申請を取得していませんでした。
今回の増築工事を機に、既存離れを含めた全体として建築確認申請を取得しました。
現行の建築基準法に適合させることができたということは、古民家改修にとってはとても重要なことです。

ツーバイフォー(枠組み壁)工法の2階建て住宅。
ガルバリウム鋼板と木材を使用した外観は、和の雰囲気がありながらモダンなしつらえとなっている。
室内はふんだんに無垢材を使用し、木の香りがしてくるような優しい雰囲気に仕上げている。

岡山県の北部、津山市河辺に内科・消化器内科専門医院が新築移転された。その隣地に計画された調剤薬局である。地域の医療機関と付随する薬局が多く集まった地域である。施主は、一般的な調剤薬局ではなく、店舗建築としてのクオリティーと建築が与える地域への強いインパクトを希望された。

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