建築家の設計事例

下町の狭い間口の土地に建つ住宅です。限られた敷地の中で、上下階の移動を単なる制約としてではなく様々な性格を持つ空間のつながりとして楽しめるよう、1つのハコの中に6つの「」型の床面をつくり、半階ずらしながら積み重ねることで止まり木を移るような生活が送れる住まいを計画しました。

クライアントは、私たちの過去の設計事例をいくつかご覧になっており、そのイメージからシンプルかつモダンな建物を要望されたため、出来るだけプリミティブな形態と素材の選択により、建物を形作った。

築75年、厨子2階田の字型農家住宅を二世帯住宅にリノベーション。
風通しが悪く、日の光が入らない暗い居住空間を改善、段差の多い床をバリアーフリー化し、厨子部分を子世帯の生活空間にリノベーション。

1階書院部分を鉄骨造として屋根を人工地盤として考え、その上に木造平屋建てで住宅を建てました。平屋で二世帯住宅をプライバシー部分とコミュニュティー部分との住み分けをどう計画するかが課題でした。中央に光庭を設け環境にも考慮しました。

プランはキッチンとファミリールームを一体化した『グレートルーム』を中心に置き、その周りを囲むように和室や寝室、水回り、御主人の趣味でもある日曜大工の工房や書斎兼オーディオルームを配置しています。また車2台分のビルトインガレージを備えています。

お仕事が忙しいお母さんから、キッチンを中心として、家族の顔が見える住まいにしたい、という要望があり、敷地や光の向きとの関係をよく考えながらプランニングしていきました。

角地でもあり、ボリュームのある住宅です。地階から1Fにあがると、吹抜けからつながる階段ホールから、適宜に配置された横長の窓を通して外の景色が楽しめ、春になれば桜並木の借景も楽しめる気持ちの良い空間になっています。

「夫婦で住む明るくて小さな家を建てて欲しい」というのが一番のご希望でした。広い(16帖)のリビングを中心に生活する平面計画にし、寝室、予備室、水回り、収納をコンパクトに配置しました。全体の天井をやめて、小屋組みをそのまま表すことで、平屋だけれど大きな吹き抜け空間を作ることができました。

診療科目の性格上、お施主様から厳しく要求されたのは建物内の清浄度です。
換気設備として0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能を持つHEPAフィルターを、手術室の扉には手を触れずに開閉できるキックスィッチの自動ドアを採用しました。

「縁側」
株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
良質の抹茶を、抹茶ラテなど現代的にアレンジしたメニューで提供している。

外来部門である1階部分を重点的にプラン改修し、車寄せ・風除室を設け、暗く古いイメージのある玄関部分を明るくすっきりした形に変更、それに伴う周囲の整備を行なうことが主な要件であった。

たまたま、私の住まいの地元でもあり、長いお付き合いをしてゆきたいとの姿勢で業務にあたりました。
できるだけ、建築主の保育方針、使い勝手などの要望に応えるようにしました。デザインについては独りよがりではなく、話し合い、その重要性などを理解して頂くように努めました。

床面積は26.6坪と広くはありませんが、広がりのある空間を演出するため屋根のかたちをうまく使うことで平屋建てだけれど吹抜けをつくることにしました。
最終的には吹き抜けの一部はロフトになりましたが、南側の光が北側の部屋まで届き明るい空間をつくることができました。

住戸数を確保することで、収益性を保てる様にし、また住戸タイプにバリエーションを与えることで様々な入居希望者に対応出来る建物としました。

市街地に建つ鉄筋コンクリート造2階建ての2世帯住宅。子世帯は子供たちの出入りを考え1階にLDKと奥様のピアノ教室、2階の一部に3室の個室を設けました。親世帯は1階に玄関と車庫だけとし生活の全ての部屋を二階に設けワンフロアで老後の生活を快適におくれるように間取りを考えました。

狭小地なのでとにかくプランにを練りに練った。

自然素材を使用したいということで
床は、ナラや桐、壁にはプラスターを塗りました。
キッチンやお風呂、洗面等も、タイルや木やホーローで造作をしました。
また合板の使用も極力押さえ、見えない部分も安心な材を使用しています。

鈴かな住宅地ですが、朝と夕方は中学校の通学路になるため、視線や話し声を上手く遮断する様に、建物を2棟に分けて中庭形式にすることにより、外部と程よい距離を保つことが出来ました。

屋根;耐久性の高いフッ素樹脂塗装鋼板を採用しました。
外壁;耐久性、防汚性の高い磁器タイルを採用しました。
特に水廻り動線については機能性を重視した平面計画としました。

マンションに内部庭をつくりだし、緑のあるのびやかな空間をつくりだした

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