ローコスト|建築家の設計事例

自然素材を中心に用い、木のぬくもりを感じれるように無垢フローリングを使いました。
又、栂の造作材、壁は漆喰塗料を用いるなど、新建材は用いないことにこだわりました。
2階のサンルームから階段を介してリビングに採光を取り入れるようにして採光通風を確保しました。

変形した土地を逆手にとった配置で日照を確保し、散策路のようなアプローチ動線で敷地を繋ぐ計画です。建主待望の薪ストーブ、その余熱を床下から全体に循環させるシステムを採用しています。土間は残土を配合した三和土風仕上で、建主家族による自主工事です。

見晴らしの良い敷地に建つ住宅です.
北側に緑あふれる公園を背負い,南には斜面越しに遠く街並を楽しめる敷地を選択された施主に対して,どの様な計画がふさわしいか悩んだプランです.

予算を押さえるため、業種を絞りました。
壁は外壁も内壁もすべて漆喰としました。建築主のご家族やお友達、設計者の知り合いなど毎週末荒壁に取り組んだことで左官費用は半分程度に収めることができました。

「旗竿敷地」という奥まった敷地に、開放的でありながら「奥行き感」が感じられるような家にしたいと思いました。建物を覆う木製のバルコニーが、建物との間にきれいな陰影空間をつくるので、それにより「奥行き感」と竿状のアプローチからの「連続感」を具現化しようとしました。

二つの家族を上下2つのフロアに分け、浴室と玄関を共有する形式をとりました。
それぞれのフロアに要望に応じた面積の部屋を並べ、その面積差を利用してできる「スキマ=吹抜」を繋げてお互いの気配を感じることのできるような住宅を提案しています。

オリジナル左官、秋田杉、和紙などで仕上げています。床下に組み込んだ温水暖房機での全館暖房システムを採用しています。

南の道路より低い敷地のため どうしても1階の陽当たりを確保することが大前提になりました。
南に小屋まで通った大きな吹き抜けを造り ここから1階までの陽を取り入れています。
バルコニーの木の手摺や木のフェンスは自然塗料のセルフビルドです。 

 敷地26坪、幅4m未満の道路と3方向の斜線規制など、都心らしい厳しい敷地条件の中、独立3世帯に2台分の車庫とバイクガレージも備えた、空間を高効率利用した都市型住宅です。

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