北側道路の土地の高さが道路より1.5メートル高い第一低層住居専用地域、建ぺい率40%の敷地の建ぺい率一杯にコンクリート壁構造の二階建ての住宅です。
住み慣れた土地での建替えを希望され、また、定年され家で過ごす時間が長くなることを踏まえ、緑が大きく育った庭と、目の前が公園という豊かな環境を享受する事ができる住まいをご提案しました。
南・東・西の3方を臨界に囲まれた狭小地に、明るくて広がりのある住まいを計画しました。
地元のハウスメーカーに相談していたのだが、ご夫婦の思いを汲み取ったプランができず、どうしようか悩まれて、私に相談に来られました。
焼き杉という古来の材料を用いつつゼブラ柄とすることで、新鮮な印象を与えるようデザインしました。
耐震性と経済性を考慮し、主架構はラーメン形式の鉄骨造としています。効率的な柱スパンとするとともに、事務所空間は使い勝手の良い12mx6mの無柱空間としています。上部構造を鉄骨造として軽量化することにより、杭の無い直接基礎としています。
市街地に立つ小さな平屋。リビングを中心に多様で居心地の良い居場所を持つ豊かな平屋。
伝統工法で焼かれた焼杉による深みの黒外壁に焼杉を使用。伝統工法で焼かれた本物の焼杉。焼の深さが風雨に耐え多様な表情を見せる。
南に作った庭よりもどの部屋からも見ることができる中庭案を提案して植物や石の配置もきめ細かく決めて行きました。
吊り橋のように、宙に大きく張り出したバルコニーが特徴の2世帯住宅です。親世帯・子世帯それぞれの独自の世界を豊かに内包する建築をめざしました。
築100年の蔵の横に建つ、集合住宅の計画です。「蔵を残したい。蔵が道路から見えるようにしたい」 建主のそんな思いに反して、蔵は、公道から私道を経た先の最も奥まった場所に建っていました。