木造2階建て|建築家の設計事例

地盤調査に基づき、適切な地盤補強を行い建築も耐震等級3レベルの設計としました。
バリアフリーは勿論ですが、裏動線を確保して高齢者が生活しやすい平面計画としました。
サッシ、外壁、床下、設備からの防音を多角的に検討しコストバランスも配慮しました。

家族構成の変化に合わせて間取りを変更するフルリフォームと耐震改修を行いました。

高低差1.5mほどある敷地で軟弱地盤。
一般的なハウスメーカーがするような雛壇形成して建設するのではなく、道路面からそのままアクセスできるように建物1階は半階地面に埋まっている。

敷地は閑静な住宅地で約52坪の広さがあり、南西の角地で東西方向に幅広い矩形のため、日当たり良い状況の2階建て住宅になっています。
平屋部分の南側は屋根を大きく出すことで軒下の空間を広くとり、そこにウッドデッキを設けて庭とリビングを緩やかにつないでいます。

ご高齢のお母様は、車イスでの移動なので寝室やトイレ、洗面、浴室の動線を単純化しました。省エネ住宅をコンセプトに設計、1階は夏の日差しを遮るため外付けブラインドを採用。2階は南のひさしを大きく出し、日射を遮る外観にしました。

当初は、建て替えも視野に入れての依頼でしたが、希望予算とご要望内容を精査すると現状の平屋を2階建にリノベーションする方が理にかなっていると感じました。
そのため、耐震補強測りながら、平屋を2階建にすることで、要望を満たしています。

柱、土台等の構造材や造作に国産材を使用し、内部の壁や天井に和紙壁紙を用いナチュラルな雰囲気にしました。ローコストとはいえ、吹抜けもあるため、1階の居間、ダイニング、キッチンには床暖房を設置しています。間取りから、材料、設備機器の検討、植木の選定まで丁寧に打合せを行いました。

地形は河岸段丘で起伏の豊かな土地。
遠くには山並みが見え、カーブする小道に沿ってローカル線の線路が見える。
本来はとても良い場所です。
しかし集落に入ると意外と家が建て込み、新旧入り混じって建つ家々の様式はバラバラで内向的。

普段使わないような建材と大胆なデザインを提案してみました。

「合理的な空間構成」と「徹底したシンプルな構造架構」によるローコスト化。

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