イギリスでは、築100年でも新築というそうです。古美るよさを生かしつつ現代の良さを生かすために何度か増築されていたお家を耐震改修しつつ高齢なお父様のために断熱を強化しました。
ご高齢のお母様は、車イスでの移動なので寝室やトイレ、洗面、浴室の動線を単純化しました。省エネ住宅をコンセプトに設計、1階は夏の日差しを遮るため外付けブラインドを採用。2階は南のひさしを大きく出し、日射を遮る外観にしました。
都内の狭小地で設計の依頼を受けました。
地上2階(木造)+地下1階(コンクリート造)の混構造の住宅です。実施設計:タイラヤスヒロ建築設計事務所・松本直子建築設計事務所 共同基本設計:松本直子建築設計事務所
敷地はよくある分譲宅地で、これから建て込んで来るであろう周辺の建物に対し閉じて暮らすのではなく、適度な透明性を持って生活が出来る様に計画をした方が良いな、というのが第一印象でした。
住宅の中心にフィギュアの塔を設け、建物の核とした。各部屋はフィギュアの塔から張り出すように構成している。
3度目の家づくりで、完璧な環境づくりにチャレンジした80歳を超えたご夫妻。C値0.56、空調からセキュリティまで、24時間、完全にコントロールされた究極の家が実現しました。
都心に位置するこの計画地は、北側に道路があり、南・東・西の3方を隣接建物に囲まれています。そこに女性がペットと暮らすための家を設計しました。
敷地は南北軸に沿って長い形状です。建物を南北に敷地の中心に置くことで東西に庭を配置しました。こうすることで太陽光が東西均等に当り、明るい庭に挟まれた居住空間が生まれました。
お話していくうちに、年代も近く「昭和なイメージを大事にしたい」とのことで、当然創りたかったイメージだったので気持ちよく作業にかかれました。コストを抑えるために壁はクロス貼りと一部シナベニヤオイルスティン塗りにし、レトロなイメージを軸にまとめていった。