様々な人の意見を取り入れる事がもっとも難しく、誰しもの悩みでした。
工場本体に関しては、プレハブのパターンに合わせながら可能なことを引き出すやり方とし、ランドスケープに関しては地元造園業者と協議を重ねながら手作りで自然感を出す、という対照的な2チャンネル方式を同時並行的に行ないました。この方向性はクライアントの意図と合致していたと思います。
構造においては、トラス部分以外は、悩むこともなく、平屋なので、105角での普通の構造材を使用でいました。設備面は、自治会側でキッチンを用意するとかありまして、それに合わせることや、後々のソーラーを載せること等で擦り合わせがありました。
ガレージ上にトラスを使いました。7mくらいまでならば飛ばせます。トラスは、牧畜で使う厩舎でよく使われます。住宅は、そんなにありませんが、2x4の家は小屋組みとして使うことが多いです。