狭小木造住宅の改修で、いかにスペースを有効利用するかがポイントとなり、動線にうまく機能をからめて、狭さを感じなくなるようにしました。
現況の庭やアプローチを極力残し、主要室や浴室からその庭が見えて明るい部屋にする為に、1階計画平面プランの窓位置と庭位置関係を、何度も現場確認して練り上げていきました。
家ではゆっくりくつろぎたい、との想いから中庭として閉じられた中に開放的な空間を設置しました。
2階は子供が泊まりに来た時の部屋のみとしその他は1階とした。暖房は深夜電力のベタ基礎蓄熱暖房とした。
2階リビングとして、屋根勾配を利用した一つ屋根の下の大空間としました。ステップフロアを設け、リビングダイニングをゆるやかに、キッチンは手元を隠し緩やかに区切っています。
私の自宅(二世帯住宅)兼事務所です。ちょっと古い(1986年)ですが、いつでも見学大歓迎です。
1階は親世帯で漆喰で仕上げた古民家風に仕上げています。2階は木をふんだんに使って仕上げています。敷地の高低差に沿うように内部も高低差を生かした設計になっています。都心部ではあり得ないような木々に囲まれ春には桜が咲き乱れる好立地で
施主様が所有する山の木を使って家を建てたいというご希望でしたので、その山の木の魅力が最大限生きるような設計を考えました。
外張断熱、断熱サッシ、基礎断熱仕様です。オール電化住宅で太陽光発電パネルも設置しています。将来の増設も兼ねて屋根は片流れ屋根です。冷暖房は床下温風(冷風)床暖房(冷房)を採用しました。暖房時は床全体がほんのり暖かく、床のスリットから温風がでます。
ご主人様がスペイン、特にガウディ建築がお好きで、奥様は関西風の和風好み。そのどちらも活かしたデザインを希望されました。外観は古都鎌倉に合う意匠とし、内部空間にガウディ建築を彷彿とさせるデザインをちりばめました。